この記事の要点

出産は夫婦にとって大きな喜びですが、同時に生活が激変し、妻は育児と家事に追われ、夫婦間のすれ違いが起こりやすい時期でもあります。「産後クライシス」とも呼ばれるこの時期に、今までは誠実だった旦那が浮気に走るケースは少なくありません。なぜ、愛する妻と赤ちゃんがいるのに、浮気をしてしまうのでしょうか。
この記事では、数多くの浮気調査の実績と夫婦カウンセラーの資格を持つ探偵歴25年以上の私が、出産後に旦那が浮気をする理由や、旦那の浮気が発覚したときの適切な対処法などについて詳しく解説します。

出産後に旦那の浮気が発覚！適切な対処法は？

出産後の旦那の浮気は、以下のような要因が複雑に絡み合って起きることが多いです。

平穏な家庭生活を維持したい

出産後の旦那の浮気の理由として多いのが、性的な欲求不満です。 多くの夫婦は、妻の妊娠中から出産後にかけて、セックスレスの状態になります。これは、女性の妊娠中の身体の変化、出産後の身体的なダメージの回復、育児による疲労、ホルモンバランスの変化などによるものです。また、赤ちゃんとの添い寝で夫婦別室になるなど、物理的に機会が減ることもあります。
女性は、妊娠中や出産直後は、性的な関心が低下したり、性行為に前向きになれなかったりすることも多いです。しかし、男性は身体の変化があるわけではなく、性欲が低下することもありません。妻の回復を待つべきだと頭では理解していても、満たされない性欲が蓄積し、家庭の外に性欲を満たしてくれる相手を求めてしまうこともあります。

赤ちゃん中心の生活による寂しさ

出産後は、妻の関心や愛情がすべて子供に向けられ、赤ちゃんが生活の中心となりがちです。夫は、以前は自分に向いていた妻の関心が自分から離れてしまったと感じ、寂しさや疎外感を覚えることがあります。「自分は妻にとって、家族を養うためにお金を稼いでくるだけの存在なのではないか」など、自分の存在価値を見失う男性も少なくありません。 妻が一日中赤ちゃんの世話で忙しく、夫の話を聞く余裕がない、夫に対する感謝の言葉がないといった状況が続くと、自分の心を満たしてくれる場所を外に求めてしまうのです。

家庭環境の変化によるストレス

赤ちゃんが生まれたことによる家庭環境の変化で、家庭が夫にとって安らぎの場ではなくなることが、浮気の引き金になるケースもあります。 赤ちゃんが泣く声や、育児に奮闘する妻のイライラ、夫としての家事・育児への貢献度に対する無言のプレッシャーなど、旦那が感じるストレスは意外と大きいものです。
仕事で疲れて帰宅しても、「パパなんだから育児の手伝いをするのは当然」という空気感や、泣き止まない赤ちゃんに対する無力感などから、心からリラックスできる時間がないと感じることがあります。そのような状況で、家庭の外で浮気相手と会う時間は、自分の父親としての役割や責任から解放され、何の気兼ねもなく素の自分でいられる「癒やしの場」となります。家庭では得られない癒しや優しさに触れて、浮気相手にのめり込んでしまう男性もいます。

出産後の旦那の浮気に対する適切な対処法

出産後に旦那の浮気の事実が発覚したとき、「私は大変な思いをして子育てしているのに、浮気するなんて！」と怒りと悲しみの気持ちでいっぱいになるでしょう。しかし、感情に任せて旦那を責めたり、問い詰めたりするのは避けた方が賢明です。出産後の旦那の浮気に対する適切な対処法を説明します。

気づかないふりをして証拠を集める

旦那が浮気をしている可能性が高いけれど、客観的な証拠を掴めていないという場合は、まずは気づかないふりをして証拠を集めてください。証拠がない状態では、旦那に浮気のことを問い詰めても、言い逃れをされる可能性が高いからです。証拠を集めることで、事実を確認し、適切に対処するための土台を築くことができます。
証拠を入手するまでは、普段通りに接して警戒させないことが重要です。その間に、旦那の行動（帰宅時間、外出頻度、スマホの使用状況など）を注意深く観察しながら、浮気の証拠を集めておきましょう。
ただし、旦那を尾行したり、スマホのロックを無理やり外そうとしたりする行為は、法律に抵触するリスクがあるので慎重に行動してください。自分で浮気調査を行う方法や注意点について知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

浮気調査のプロである探偵に依頼すれば、客観的な証拠を安全かつ確実に集めてもらうことが可能です。「探偵に依頼をすると高額な費用がかかりそう」と思われるかもしれませんが、探偵に調査を依頼して客観的な証拠を入手し、旦那の浮気相手に対して慰謝料を請求すれば、浮気調査にかかった費用を上回る金額の慰謝料を受け取れる可能性もあります。
探偵に浮気調査を依頼した場合の費用相場や1日の調査にかかる平均的な費用について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

今後の生活や子どもの将来のことを考えて冷静に対処する

証拠を入手したら、旦那に浮気を止めてもらうために冷静に対処してください。浮気調査の経験を豊富に持つ探偵に相談すれば、証拠を活用して、旦那の浮気を抑止する具体的な方法についてアドバイスを受けることも可能です。
「出産後に浮気をするなんて許せない」「裏切り者の旦那とは即、離婚したい」などと思われるかもしれませんが、今後の生活や、子どもの将来のことを考えると、離婚がベストな選択とはいえません。怒りや悲しみなどの感情に任せて行動するのではなく、気持ちを落ち着かせて、冷静に対処することが大切です。
「浮気をした旦那と結婚生活を続けるべきなのかわからない」と思う場合、信頼できる相手に相談してもよいでしょう。ただし、後悔しないためにも、相談相手は慎重に選ぶことが大切です。旦那の浮気の相談先について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

出産後の旦那の浮気を防ぐコツ

出産後の旦那の浮気を防ぐコツ、既に浮気をした場合は浮気の再発を防止するコツについて説明します。

夫婦の時間を大切にする

出産後の旦那の浮気を防ぐ効果的な対策の一つは、夫婦間のコミュニケーションと親密さを維持することです。赤ちゃんが生まれても、意識的に夫婦二人だけの時間を作って、お互いの気持ちや考えを共有しましょう。週に一度でも、赤ちゃんを寝かしつけた後に二人でお茶を飲みながらゆっくり会話をする、実家やベビーシッターに預けて数時間だけでもデートに出かけるなど、方法はさまざまです。
「育児でこんな悩みがあって」など、自分の心の内を打ち明けることで、夫は「自分は妻にとって必要な存在だ」と感じ、孤独感や疎外感を解消できます。夫婦二人の時間の確保と、心を通わせる質の高いコミュニケーションが、夫婦の絆を深めます。

日頃から感謝の言葉を伝える

夫は家庭での居場所や存在意義を失うことで浮気に走る傾向があるため、日頃から感謝の言葉を伝えることも重要です。 「今日もお仕事お疲れさま」「今朝ゴミ出ししてくれて助かったよ」などという日常的な感謝の言葉は、夫の自己肯定感を高め、「妻と子どものために頑張ろう」という意欲につながります。
「自分の努力が妻に認められている」と感じることができれば、家庭に対する愛着が増し、浮気心は芽生えにくくなります。また、感謝の言葉だけではなく、夫が何かに成功したときや頑張っているときに、心から尊敬や称賛の言葉をかけることも効果的です。

女性としての魅力を維持する努力をする

育児で多忙な中でも、女性としての魅力を保つ努力を怠らないことも、浮気防止につながります。 赤ちゃんが小さいうちは自分のことは後回しになりがちですが、たまには服装やメイクに気を配る、美容院に行くなど、自分磨きの時間を意識して作りましょう。これは、旦那のためだけではなく、女性としての自信を維持するためにも大切なことです。また、時には旦那を労るマッサージをしてあげる、甘えるなど、異性としての魅力を感じさせる行動を意識してみましょう。

出産後の旦那の浮気に関するよくある質問

最後に、出産後の旦那の浮気に関するよくある質問に回答します。

産後レスは旦那の浮気の原因になる？

産後のセックスレスは、多くの場合、女性の体調不良や疲労、ホルモンバランスの変化、育児への集中による性欲の低下などが原因です。男性の性欲が変わることはないので、産後のセックスレスにより、旦那が性的な欲求不満を抱えて浮気に走る可能性は高くなります。
ただし、産後のセックスレスが旦那の浮気に直結するわけではありません。重要なのは、夫婦間のコミュニケーション不足や愛情のすれ違いに目を向けることです。産後の身体の変化や育児の疲れで性交渉を負担に感じているなら、そのことを素直に旦那に話してください。また、手をつなぐ、抱きしめるなどのスキンシップを積極的に行うと、夫婦の絆を維持できます。また、出産後しばらくセックスレス状態が続いても、落ち着いてから再開することも可能です。
セックスレスと浮気の関係や再構築方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

産後うつは旦那の浮気の原因になる？

産後うつ自体が旦那の浮気の直接的な原因になるわけではありませんが、間接的な要因となる可能性はあります。 妻が産後うつにより情緒不安定になったり、夫に対して過度に依存的になったり、逆に無関心になったりすると、旦那は大きなストレスを感じる可能性があります。
妻の精神的なサポートに疲弊し、家庭で安らぎを得られなくなると、逃げ場を求めて外に目を向けてしまうかもしれません。また、産後うつによる性的な関係の拒否や、妻の身なりへの無関心が、夫の不満につながる場合もあります。
産後うつで、つらい状態が続いているなら、一人で悩みを抱え込まずに、かかりつけの産婦人科に相談してください。

赤ちゃんがいるのに浮気をする旦那の心理は？

赤ちゃんがいるのに浮気をする旦那の心理は、主に「承認欲求の欠如」と「現実逃避」に集約されます。 赤ちゃんが生まれると、妻の愛情と関心の中心が子供に移り、夫は「自分はもう愛されていない」「必要とされていない」という強い孤独感と寂しさを感じます。この承認欲求を満たしてくれるのが浮気相手です。浮気相手は夫を一人の男性として扱い、褒めたりチヤホヤしたりしてくれるため、家庭で失われた自己肯定感を取り戻せると感じます。
また、育児や家庭のストレスから逃げたいという「現実逃避」の側面もあります。浮気相手との時間は、責任や義務から解放された自由な時間であり、家庭という重荷から一時的に逃れられる場所となります。妻や子供を完全に捨てるつもりはないけれど、自分の心の隙間を埋めるために、無責任な行動に走ってしまうケースも多いです。

まとめ

この記事では、数多くの浮気調査の実績と夫婦カウンセラーの資格を持つ探偵歴25年以上の私が、出産後に旦那が浮気をする理由や、旦那の浮気が発覚したときの適切な対処法などについて詳しく解説しました。
出産後に旦那の浮気が発覚した場合は、気づかないふりをしている間に証拠を集め、冷静に対処することが重要です。ご自身で証拠を集めるのが難しい場合は、浮気調査のプロである探偵に相談することをおすすめします。一人で悩みを抱え込まず、プロの力を借りながら適切に対処することが、ご自身と子どもの幸せな未来を守ることにつながります。
MJリサーチでは、広告費などの無駄な経費を徹底的に削減し、基本料金と調査員の人件費（調査員1名・1時間あたり8,800円）というシンプルで明瞭な料金システムを採用しています。限られた予算内で浮気調査を依頼したい方に向けて、各種パック料金のプランも用意しています。また、浮気調査後に夫婦関係を修復したい方に向けて、経験豊富なスタッフが丁寧なアフターフォローを行っています。 費用は状況やご希望の調査内容によって異なるため、丁寧なヒアリングを実施した上で見積もりを提示しております。正式に契約をするまで、料金は一切かかりませんので、LINEやメールなどでお気軽にご相談ください。

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