苦楽を共にしてきた役員が突然不可解な理由で退職を申し出てきた―――
これは経営の深刻な脅威ですが、それ以上に心に負の感情が溢れてとめどないものです。
「一体なぜ?本当は何をしようとしてる?」
一人で抱え込んで悩まないでください。
調査で真実を突き止め、打開策を考えましょう。
この問題に経験を持つ数少ない探偵社であるMJリサーチ綜合探偵社のご提案をお聞きください。
問題の定義と解決の糸口
キーマンの唐突な退職話
ある日、信頼する役員が納得のいかない理由で辞めると言ってきます。
「体調不良?鬱病?そんなバカな!ピンピンしてるじゃないか!」
「家族のトラブル?なぜ具体的に教えてくれない?」
「郷里にUターンして、幼馴染と農業?そんなことに興味を示したことは過去になかった。」
一聴してもっともらしい理由でも、どこか腑に落ちない場合もあります。
当人の口からではなく、「Aさん、辞めるらしいよ」という噂が耳に入って来る場合もあります。
いずれにせよ、この日から社長の苦悩の日々が始まります。
現実的な経営の脅威
もし、本当にあいつが辞めたら何が起きるのか?
- 長年かかって築いた人脈がごっそり移転
- ノウハウや顧客が流出して、ライバル社との地位が逆転
- 人望・求心力のある方ならドミノ退職が起きる可能性も
- 技術やマーケティングの司令塔なら会社の開発力低下
- 取引先や銀行も先行きを警戒して距離を置く可能性
場合によっては死活問題です。
こみあげる負の感情
こうした現実的な経営の問題以上に社長を苦しめるのが、負の感情の噴出です。
「あいつとは立ち上げの時から苦楽を共にしてきた。」
「死ぬほど苦しい時をいっしょに乗り越えて笑い合った。」
「家族ぐるみのつきあいだった。」
「なのに、なぜ俺を裏切る?なぜ、この会社を捨てる?」
「なぜ、本当のことを言ってくれないんだ?!」
交錯する逆の感情:深い愛着
しかし、もしかしたら俺に言えない深刻な事情があるのかもしれない。
そう思うと熱いものがこみあげて、手を差し伸べたくなるのが社長というものです。
「困ってることは全部、俺が解決してやる!だからもう一度、一緒にやろう!」
こうして猜疑心・怒り・悲しみ・深い愛着などの感情が堂々巡りします。
疲れ果ててたどり着くのは、いつも同じ振り出しです。
「いったい、なぜだ?」と。
誰にも相談できない
こんな問題は社員には相談できません。
相談すれば、その人を起点に身の振り方を考え直す幹部が増えるかもしれません。
社外のブレーンも、社長よりその役員と仲がいい可能性もあり、信用できません。
だが、一人で抱え込んでいては、苦悩は深まり、心が病んでいくばかりです。
真実を突き止め、具体的な行動を!
いつまでも感情に振り回されているべきではありません。
状況を分析し、具体的な行動を起こしていくのが経営者の本来の姿というもの。
社長は、まず真実を知りたいはずです。
1.退職の本当の理由は何か?
金?地位?自分が嫌い?女?それとも本当に病気?
2.退職後に何をするのか?
ライバル社への転職?独立?リタイア?
そして真実に基づいて行動を起こしたいはずです。
1.ライバル社への転職阻止
当人と相手会社がともに思いとどまるような策を打つべきです。
2.不正や背信の処罰
裏切りを許せば続く者が出ます。懲戒解雇や刑事告訴・民事訴訟も検討すべきです。
3.窮状からの救済
本当に困っている事情があるなら、救いの手を差し伸べてあげてください。
4.盟友関係を再構築
可能なら和解して、またいっしょに会社を成長させるのです!
MJリサーチと事例の紹介
企業向け調査が得意な探偵社です!
弊社MJリサーチは、大手で20年以上の経験を積んだベテランが中核の探偵社です。
現在、全国で12拠点を展開しております。
浮気調査のような個人向け調査ばかりでなく、法人向けの調査も多数受任しております。
「役員の退職申出の理由の調査と対策コンサルティング」においても、いくつもの事例を蓄積して参りました。それをこの調査の指揮を執っている弊社取締役の探偵若梅からご紹介させていただきます。
探偵若梅より事例紹介
はじめまして。MJリサーチの若梅です。
私のプロフィールについては、このページの下部に掲載しておりますので、ここでは割愛いたします。これから私が直接関与した案件のうち、タイプの違う事例を3つ選んでご紹介させていただきます。
探偵若梅より事例紹介
舞台は社長が一代で築いた大手有名メーカーです。地方発で東京進出を果たしていました。
「ある役員(A氏)が会社の許可を得ない取引をしている疑いが出た。その際に撮られた不鮮明な写真が本人か同定検査できないか?」
この調査の入り口はそんな相談でした。当人に問いただしたところ、認めていないそうです。社長もその話を信じたくなく、A氏を擁護する立場のようです。それなのに調査を依頼してくることに少し違和感を感じて、私は二人の関係を尋ねました。
A氏は社長の幼馴染で、いっしょに会社を立ち上げてここまで育ててきました。家族ぐるみのつきあいをしてきました。しかし、会社が大きくなるにつれ、A氏の能力の限界が見え始め、以前のようには重用できなくなっていきました。それでも東京滞在用のマンションと社用車を与え、精一杯好待遇しているつもりでした。A氏はその甲斐もなく次第に不満を募らせるようになり、大きな商談を独断で進めて、社長と衝突するようになったりしていました。
そうこうするうちに、今度は「うつ病の治療に専念するために、退職したい。」と言い出したのです。「うつ病?今度はおまえがか?」社長は奇異に感じました。A氏の奥さんは若い時にうつ病を患い、A氏が献身的にサポートしていたのを知っていたからです。妻に続いて夫がなったりするものなのか?それにA氏はうつ病のようには全く見えない。やがてA氏は会社には来なくなってしまいました。
そんな折です。他の役員たちの間でA氏の裏取引疑惑が持ち上がったのは。社長はA氏の無実を信じたくて調査を依頼してきたのです。
私は、社長の情の深さには共感しましたが、自分の経験に照らして進言しました。「このケースはスピンアウトやライバル社への転職の可能性がかなりあります。調査すべきです。」と。
社長の中で客観的な自分は疑惑を認めていました。しかし、情にもろいもう一人の自分が頑強にそれを否認していました。もしここで自分が疑惑を認めると、今まで擁護してきた者を一気にクロと認めてしまうことになる。そのため誰にも相談できなかった…堰を切った社長の話はそこから昔話や家族の話にまで及び、ついに泣き出してしまいました。
私は「A氏を守りたいのもわかりますが、会社と社員を守ることはそれ以上に大切な社長の役目ではないでしょうか?」と申し上げました。
結局、社長は無実を証明したい思いで調査実施を決断されました。本当にうつ病だったなっら、いい病院を見つけて会社の費用負担で治療を受けさせてやろうと考えておられました。
MJリサーチの調査がスタート。調査の名目は「社用車の不適切使用の有無」。調査方法は行動調査、すなわち尾行&撮影です。打ち合わせでオフィスに行く時は、社名・肩書・職業を伏せて、個人の若梅として会いに行きました。
ほどなく、次の4つの事実がつかめました。
- 銀座や麻布に飲みに行くなど、快活に活動しており、どう見てもうつ病ではない。
- 会社が与えたマンションではなく、別のマンションを購入して居住。郷里の家族を呼び寄せて同居している。これを社長は聞いていない。
- 会食やゴルフで何者かの接待を受けている。
- 調査中に一度、ある事業所に何かの持ち込み販売と思われる行動があった。
状況証拠ではありますが、退職の目的は療養ではなく、何かのビジネスを始めようとしていることは明白です。
しかし、この旨を報告したところ、社長は我々の推論に理解を示しながらも、A氏の家族の写真を見て涙されました。「奥さんはうつ病だったのに、こんなに笑顔をみせていて…。子供もこんなに大きくなったのか...よかったなあ」と。
最終的に社長はA氏の退職を容認することを選ばれました。退職金も満額支給し、「困ったことがあったら、いつでも俺に言ってこい!」と送り出されました。この案件はこれで一度完結しました。
しかしその後、この社長から再調査の依頼が来ました。A氏の独立後の行動が現実的脅威になってきたので、法的措置も視野に入れて証拠を取りたい、と。
A氏が使用していたパソコンにデジタル・フォレンジックにかけました。消去されたデータの復元調査のことで、在職中の不透明な活動の証拠を探す目的です。
同時にA氏の現在の行動を知る行動調査も進行。二方面から調査を進めました。
ここまでで事例紹介の目的は十分果たしたので、その後の推移は読者のご想像に委ねます。
若梅としては、創業社長の情の深さに感銘を受けたと同時に、甘い判断をすると消し止めたはずの火種が時をおいて再燃してしまう経営の厳しさを思い知らされた一件でした。
事例2 商品の横流し発覚で刑事告訴へ!
舞台は大手建材メーカーです。
企画開発の代替不可能な能力を持った役員A氏に、商品横流しの疑惑が浮上していました。状況証拠は在庫数の不一致と、取引のない店舗で自社商品と酷似したものが売られている事実です。
ほかにはクラウドタイムカードの打刻時点で、GPSが多様な位置を示している事実もありました。フレックス制適用者なのでそのこと自体に問題はないのですが、あちこちの店で商品を持ち込んで売っている可能性が推察されました。
社長はA氏とは不仲で、疑惑解明の明確な意思を持って依頼して来られました。
MJリサーチは受任し、行動調査を開始しました。
A氏は部下のB氏を帯同して行動していることがわかりました。一般客も入れる倉庫型店舗で観察していると、A氏には怪しい行動は見られません。しかし、B氏は商品をピックアップしてレジを通らずに、裏口から出て社用車に搬入します。これは誰か上位の者の許可がないとできない行動です。当然、A氏が疑われました。後で調べたところ、この商品移動は会社の記録にはありませんでした。
それを二人で販売店に持ち込む行動も確認できました。店を去る時には車の商品はなくなっています。探偵は商品の受領場面までは確認できていませんが、おそらく商品は販売されたはずです。
すなわち、A氏が自社店舗で偽の商品移動指示を出し、B氏がそれを実行。二人で自社が取引のない販売店に持ち込んで売りさばいていたと推定できます。
移動中に二人は喫茶店に立ち寄り、我々は会話を録音することができました。この不透明な行動への言及はなかったものの、とても親密な間柄であることが伺われました。
社長は我々が積み上げた状況証拠に納得し、横流しを確信。その後、二人が退職する噂が出始めたため、行動を急がれました。
在庫と台帳の徹底照合、商品移動指示者の厳格把握、さらに店舗での隠しカメラの設置を実行。会社として直接的証拠を揃えた上で刑事告訴することを決定されました。
事例3 社用車の調査から社内W不倫発覚!
この事例では、社内通報が依頼のきっかけになりました。高級インポートブランド商社の役員A氏が社用車を使い、自らハンドルを握って夜の街を飲み歩いているというのです。
社用車の不適切使用もさることながら、役員が飲酒運転で事故を起こせば、会社のダメージは深刻です。
業界最高レベルのスキルを誇るMJリサーチの車両尾行がスタートしました。ほどなくわかったのは、通報内容が事実であることに加え、いつも同じ女性を帯同していたことです。写真をリアルタイム報告で社長に確認してもらうと、女性は同社の女性社員Bでした。
役員A氏も女性社員Bも既婚、すなわち社内ダブル不倫ということになります。不貞行為の証拠(ラブホテル出入りの写真)も取れました。
社長には証拠を全部突き付けて問い詰めるのではなく、自白を導く方法を取ってもらいました。A氏を呼び出して話を聞きました。
「君の社用車無断使用がわかったんだが、何に使ってるのか説明してくれないか?」
A氏は個人的目的での使用を白状しました。
続いて社長は不貞行為の証拠は見せずに聞きました。
「当社の女性社員Bさんが同伴している目撃情報も入ってる。関係を説明してくれる?」
A氏が不倫関係も含めて全部自白したところで、社長は身を乗り出して語りかけました。
「君ね、自分がどういう状況かわかってる?」
「第一に、社用車を不正使用した。」
「第二に、役員が不倫をした。時には勤務時間中に。」
「第三に、相手は同僚女性で既婚者、つまりダブル不倫だ。」
「これが社内で公になれば、ほかの社員に示しがつかない。ただで済ますわけにはいかない。」
A氏は震え上がって謝罪しました。
「君にも相手にも家庭がある。」
「それに君もBさんも有能だ。社内のもめ事で退社に至れば、会社にとって損失だ。」
A氏は、関係を清算するように、という社長の指示に素直に従いました。
その後、二人は上司と部下の関係に戻り、今までどおり勤務を続けて、会社に貢献しているそうです。
社内不倫調査こぼれ話
時折、身分を伏せて社内の浮気調査を依頼してくる社長さんがいらっしゃいます。個人での依頼なのかなと思って会ってみると、結構大きな会社の社長さんだったりするわけです。
しかし社長であっても、社員のプライバシーを勝手に侵害することはできません。探偵は持ち込まれる依頼を何でも受任するわけではなく、事前にしっかりしたコンプライアンス・チェックをすることが義務付けられています。疑念を払拭できない案件はお断りします。
まず独身者同士の社員の恋愛は絶対調査できません。会社に関係のないことだからです。
しかし、不倫やW不倫、特に片方が社内の役職者などの場合は、社内風紀を乱す経営上の実害があります。この場合は、社内風紀の維持という目的で調査が可能です。
事例3は、他の目的で実施された調査の中で、副産物的に不倫が確認された例でした。
以上、若梅が事例紹介をさせていただきました。
調査手法
どのような調査手法を使ってこうした実績を積み上げているのかご説明します。
主軸は行動調査
主たる手法は、対象を尾行しながら撮影して記録していく「行動調査」です。
探偵技術の中核をなす手法で、浮気調査や素行調査の目的で使われています。
行動調査の有効性
この手法の有効性に疑問を持たれる方もいるかもしれません。
現代のビジネスではリモート通信の比率が上昇している。浮気調査なら対象は必ずリアルで会うが、このケースでも尾行で証拠が取れるのか、と。
しかし、少なくとも一番警戒すべきライバル社への転職に関してはこの手法で証拠が取れます。時期が近づくと、当人も転職先も不安を解消するために頻繁に会うからです。
- 【やめる幹部】本当に新しい会社でうまくやっていけるのか?まさか中止とかは?
- 【受け入れ会社】来てくれると思ったのに、土壇場で逃げられないか?
独立の場合も開業準備で仲間や各種業者と頻繁にリアルに会うはずです。
退職して次の人生を始めるに当たって、すべてをリモートで済ませてリアルな行動がないということはありえません。
過去の事例で行動調査の有効性は検証済です。
尾行は奥深い専門技術
プロの尾行は無線で連携しながら、チームで行います。近くで追う役割を頻繁に交代することで、発覚のリスクを下げます。その役割以外のメンバーが先回りすれば、正面からの写真を容易に撮れます。行き先に何があるかを検索してメインの尾行者のサポートもします。
車での尾行もチームで行いますが、警察や交通事故にも注意する必要があり、難易度の高いものです。
徒歩でも車でも、普通に後をつけて気づかれずに長時間追えるものではありません。プロは特別なスキルを持っていることをご理解ください。
フォレンジックも利用可能
補完的な調査技術として、スマホやパソコンの消去されたデータを復元読み取りするデジタル・フォレンジックもご利用可能です。
ライバル社との交信記録や顧客名簿送信の痕跡が見つかるかもしれません。
具体的な調査イメージ
調査のタイミング
1.退社後
例えば、転職の場合は接待が多くなるので退社後の行動を追う手があります。
また、毎週水曜日の退社後が不審に思えるような場合は、水曜の夜を追ってみるのもよいと思われます。
一般に証拠がつかめるのは夜が多いです。
2.勤務時間中
営業にかこつけて先方と会うケースが多いです。聞いたこともない営業先にアポを入れていたら、その日の行動を追ってみるのもよい考えです。
3.休日
うつ病等で休んでいる場合、真偽を確認できます。実はピンピンしていて、家族で外出したり、ゴルフ接待を受けているのを確認できるかもしれません。
家族との過ごし方もつかめ、家族関係が原因ではと推定される証拠が見つかる場合もあります。いかにも冷たい関係が見て取れるとか、実は一人で別居していたとかです。
昔は家族ぐるみのつきあいだった相手の家族の近況が気になる社長様も多いです。
対象が他者と合流した時のアクション
1.リアルタイム報告
誰かと会っていたら、探偵は社長にリアルタイム報告で写真を送り、顔確認してもらいます。そこで「あ、この男は知っている。ライバルのA社の常務だ。」と転職先が判明する場合もあります。
2.面会相手の尾行
リアルタイム報告で写真を送っても、社長の知らない相手の場合だった場合はどうするのか?情報漏洩、インサイダーなど、後々、刑事訴訟として訴える事を前提とした調査に限りますが、面会相手の尾行調査も可能です。
例えば、尾行対象をその人物に切り替えて尾行を続行するようご指示いただくこともできます。ライバル社への帰社が確認できるかもしれません。帰宅した場合も、住所⇒氏名⇒勤務先という順で割り出していく手法はあります。
あるいは別班を用意しておいて、役員と面会相手の尾行を同時進行させることも可能です。
上記以外の目的の場合、例えば転職疑惑の調査の場合は、違法な「第三者調査」となるため、面会相手の尾行調査はできません。
3.不貞は素行として記録
面会相手が女性で浮気をしていた場合は、その事実も調査対象の素行としてそのまま記録します。相手が裏切っていて退職勧告などが必要になった際などに、交渉材料に使えるかもしれません。
自社の女性社員なら社内不倫カップルが共謀している可能性が出てきます。
ライバル社の女性なら恋愛関係を利用して篭絡されたのかもしれません。その場合、刑事告訴可能な秘密漏洩調査の一環として女性の所在調査(住所確認)も可能です。
調査後のコンサルティング
調査で真実がわかってもそれで終わりではありません。調査結果をもとにどういう行動を起こしていくのかが大切です。MJリサーチにはそのノウハウがあります。
1.アクション決定
まず、起こす行動の内容を決める必要があります。いくつか例示します。
転職阻止
ライバル社への転職であれば、それは阻止せねばなりません。
当人を思いとどまらせる手法は後で述べます。
先方の会社に対しても、「すでに発覚しているのでは?」と推定させるアクションを起こせば、明示的な警告などせずとも、訴訟を恐れて思いとどまってくる可能性があります。
懲戒解雇・刑事告訴・民事訴訟等
不正や背信行為については強い措置を取るべきです。社内への抑止力にもなります。
弁護士ともしかるべき連携を取りながら、経験に基づくアドバイスを差し上げます。
ちなみにこのケースでは、自社の顧問弁護士を使いたがらない方が多いようです。
その場合はMJリサーチからこの分野に精通した弁護士をご紹介できます。
相手の救済
相手が本当に困った事情を抱えていることが分かった場合は、支援する選択肢もご検討になるかと思います。当人は迷惑をかけたくなくて、本当のことを言えなかったということも考えられます。
盟友関係の再構築
退職の原因を解消し、相手の心を開かせる策を練ります。報酬や地位の向上、やりたがっていたプロジェクトの許可なども視野に入れます。
もちろん、最終的に何の問題もなく、やむをえないことが判明して、特にアクションを起こさない決定になる場合もあります。その時は快く送り出してあげてください。
2.本人との交渉
決定したアクションに基づいて、交渉や説得が必要になる場合があります。 いくつか例示します。
自白の取り方
目撃情報や社内通報があったという名目で事情を聴くのが得策です。
「悪い噂を聞いた。こんな写真も送られてきたんだが」
すでに詳細を把握していることを言わずとも、日時・場所を正確に指摘すれば、言い逃れは困難になります。
「会社を守るために話してくれ!」
「君が問題を抱えているなら助けたい。そのためにも話してくれ!」
こんな形で自白に導きます。
転職の引き留め方
まず転職先と目星をつけた会社を調査し、問題点を洗い出し、裏を取ります。
問題点とは、例えば反社との関係、労働条件が劣悪、などです。
そして世間話めかしてその話題を持ち出します。
「X社ってバックに反社がいるらしいな。この話には裏付けがあってね。」と根拠を示しながら問題点を指摘します。あたかも前から知っていたかのように、です。
かまをかけて相手の反応を見るとともに、ネガティブ情報をインプットします。
これで効かない時は次の手を打ちます。
3.社内への告知
懲戒解雇の場合は社内への説明をすべきです。
「社内調査による不正発覚と懲戒処分」の発表自体が抑止力になります。
「うちの社長はその気になったらこんな調査もできるんだ。変なことは控えよう。」そう思わせるのです。
その後で盗聴器発見調査の実施も発表すれば、抑止力のダメ押しになります。
MJリサーチに依頼するメリット
目的をよく理解したプランニング
これができる点が最大のメリットです。
お話をよく伺った上で、目的を踏まえたきちんとした調査計画書をお出しします。
実際の尾行においても、例えばライバル社の人間ではないかと思われると面会した場合は両者の動作をズームアップして克明に押さえます。もし、書類やお土産の受け渡しのような重要シーンがあれば逃しません。
ご検討の際はぜひ他の探偵社にも相見積もりを取って下さい。おそらく時間と単価の積算見積書しか出てこないはずです。実際に尾行をさせても漫然と後ろ姿を追うだけに終わるでしょう。
探偵業者というのは仕事の大半が浮気調査であり、他の経験がない探偵も多いです。企業のトップと目線を揃えて仕事をした経験のある探偵がそもそも稀なのです。
安全な相談相手
社長にとってゴールはアクションを完遂して役員の退職に狙い通りの影響を与えることです。そこに至るまで、調査の企画から始まる長い過程があります。その間、信頼できる相談相手が必要でしょう。
しかし、社内の人間ではリスクがあります。また普段お使いの外部ブレーンも社長より当該役員と親密な可能性もあり、信用できません。
MJリサーチなら一連の過程を通して、守秘義務を帯びた安全な相談相手になれます。コンサルティングのノウハウがあることはすでに示しました。
尾行技術はトップクラス
尾行が奥深い専門技術であることは先ほど触れました。そしてプロの中でも技術レベルはピンキリです。いかに気配を消して、目的に大事なシーンを逃さず、鮮明に撮ってこれるか?
MJリサーチの尾行技術は業界トップレベルと自負しております。
調査のテーマは異なりますが、我々の技術の一端をご確認いただける動画をご用意しております。ぜひ一度、ご覧ください。
いかがでしたでしょうか。
MJリサーチのサービスが期待の持てるものであることはご理解いただけたと思います。ただ、あと一歩踏み込んで知りたいのに、と思われた場面もあったかもしれません。
問題の性質上、誰もが閲覧できるウェブサイトには書きにくいこともありました。
そういうことは実際にご相談いただいた時に詳しくご説明します。
社長様のご連絡をお待ちしております。